君色エブリデイ


「…私、トイレ行ってくるね!」



麗華さんと、やすを見るのが辛くて、美郷に嘘をついてしまった。



あの場に居たら泣き崩れて、迷惑かけてしまうし、やすと付き合ってることがバレてしまいそうだから


とにかく今は1人になりたい


気持ちが落ち着いたら戻ればいい


1人宛もなく走り続けた



「莉子!!」



誰かが私を呼ぶ声が聞こえた



その瞬間、意識が飛んだ
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