【続】strawberry tea


………っ。
ヤバい。


顔が真っ赤になるのを感じながら、あたしが鯉みたいに口をパクパクさせていると…






あの、優しく甘くとろけそうな苺みたいなキスをしてきた。




…キス魔め……



抵抗が出来なくなるくらいのキスに麻痺しながら、あたしは思った。




微かに目を開けると
少しだけ見える、
蓮の顔。


蓮は狼みたいにあたしの唇に噛みつくように……深いキスをしてきた。



「っ…ふぅ…っ」


ダメだ……

力、入んない。





「っ!?」


蓮の手があたしの上着の中に入ってきた。


~~!?
これはさすがに……

無理っっ!!!!!!





あたしは甘いキスより、
逃げる事を選択した。


すっかり抜けていた力が戻ってきて、あたしは精一杯の力で蓮を押した。



ドンッ!!



『いってぇ!!』



ざまぁみろ!!
(↑え?)


「自業自得」


ニヤリと笑ってみせて、蓮の真似をして言うと、蓮は露骨に嫌そうな顔をした。



きゃ~っ♪
勝った勝った♪
(↑勝負してたの?)




『てめぇなぁ…』


蓮のドスの効いた声も、今の優越感100%のあたしには効果無し。


勝った勝った♪






しかし、
そんな優越感も
束の間の夢。






『犯すぞ』


蓮があたしの腕を力強く掴み、睨みつけてきた。



………お、犯っ……





ヒョエエエ~~……




あたしは結局、今日も蓮の餌食となりました…(泣)


(逃げ切ったけどね!?)


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