レヴィオルストーリー2
「ふぅ。じゃあまた今度来るよ。」
シスコンとは思えない爽やかオーラ&爽やかスマイルを振り撒くロン。
爽やかすぎてキラキラがバックに見えそうだ。
そんなロンが応接間を出ようとした時、アレンは彼を呼び止めた。
他の考古学者メンバーは既に廊下に出ている。
少しだけ待つように頼んで、応接間にはアレンとマケドニスとロンの三人だけになった。
ロンは再びソファーに腰掛け、不思議そうにアレンを見る。
アレンはさっきからずっと仏頂面だった。
「どうしたんだい?アレン君。」
たぶん呼び止めたことを言っているのだろう、ロンはアレンに訊ねてくる。
一応少しの間だが一緒に旅をしていたので、アレンが仏頂面でもそこまで違和感はないようだ。