レヴィオルストーリー2

サリルナ教皇の仕草に何故かレイを思い出すアレン。

その思考が、教皇の声と共に現実に戻された。


「…さてと、ナティアのお話をしましょうか」


見上げて白い瞳と目が合った。

アレンは緊張して教皇を見つめる。


サリルナ教皇は優しく目を細めて、ゆっくり思い出すように話し出した。





「…ナティアとは…、5歳のときに知り合いましたわ。私は由緒ある貴族の娘で、ナティアは身分はあまり高くありませんでした。」





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