レヴィオルストーリー2
アレンは無表情に戻り教皇の視線と問いを受け止めた。
黙り込んで目の前の女性を探るように見る。
(……知ってるのか?)
アレンの魔力が暴走したことを。
そして、その原因も。
「……アレン」
レイがアレンの服の裾を小さく引っ張った。
ちらっとだけ目を向けたアレンは教皇に向かい口を開く。
「…許しません」
キッパリと言い張り、無表情の中に密かに怒りの感情を混じらせた。
「……どうしてですか?」
教皇は予想していたのか相変わらず静かに訊く。
微笑んでいるものの、その考えは本人以外にはわからない。
「…どうしてもです。俺は許せない。
でも…、やり返そうとか、そんな考えはないですから。安心して下さい。」
冷めた無表情で返したアレン。
そんな彼を見上げるレイは何も言わなかった。
マケドニスはその様子をジッと見るだけ。