mariage~酒と肴、それから恋~《6》
これから仕事だっていうのに来てくれたんだ。嬉しい。
久しぶり。相合い傘で寄り添って歩くなんて。
そうだよね、忙しかったもんね。。。
「…(小声)こんなことで、チャラになんて出来ないんだからね」
「ん?何か言った?」
「ううん。何でもない」
言えるわけない。
言えたら苦労してない。
「凱くん、髪が湿気でクルクル(笑)」
話をそらす。
凱くんの髪は猫っ毛だから湿気で天然パーマ状態。
「そーなんだよね、雨、超困るー」
髪をつまんで困った顔。
それを見てクスクス笑う。
凱くんたら、女だらけの職場にいるからか、口調とか仕草がちょっと女子っぽいところがある。
見た目からして、色白で細身だしね。
子どものときは女の子に間違われてたとか。
可愛い動物が好きで、甘いもの好きだし。恋愛映画見て泣いちゃうくらいだし。
とはいえ、男は男。しかも独身。
特に年末年始、急な深夜勤は優先的にシフトに入れられて、何度予定が潰れたことか。
凱くん本人は、お互い様だから、と二つ返事で引き受ける。
そういうところ、良いとこだと思うけど。
久しぶり。相合い傘で寄り添って歩くなんて。
そうだよね、忙しかったもんね。。。
「…(小声)こんなことで、チャラになんて出来ないんだからね」
「ん?何か言った?」
「ううん。何でもない」
言えるわけない。
言えたら苦労してない。
「凱くん、髪が湿気でクルクル(笑)」
話をそらす。
凱くんの髪は猫っ毛だから湿気で天然パーマ状態。
「そーなんだよね、雨、超困るー」
髪をつまんで困った顔。
それを見てクスクス笑う。
凱くんたら、女だらけの職場にいるからか、口調とか仕草がちょっと女子っぽいところがある。
見た目からして、色白で細身だしね。
子どものときは女の子に間違われてたとか。
可愛い動物が好きで、甘いもの好きだし。恋愛映画見て泣いちゃうくらいだし。
とはいえ、男は男。しかも独身。
特に年末年始、急な深夜勤は優先的にシフトに入れられて、何度予定が潰れたことか。
凱くん本人は、お互い様だから、と二つ返事で引き受ける。
そういうところ、良いとこだと思うけど。