mariage~酒と肴、それから恋~《6》
いつも気安く引き受けるから、押し付けられるんだよ!と、ほんとは言いたい。


付き合って始めてのクリスマスに、職場の忘年会優先されるし。(私は家で一人チキン&ビール)

ゴメンねと言われたら、仕事だから仕方ないよって、言わざるを得ない。


さすがに私を優先してよ!とは思ってないけどさ、付き合って始めての年末年始だよ?!

一緒に住んでるからって、ほったらかし?!


ちょっとは私のことも考えてよ!!

――なんて言えるわけなく。


仕方ないから正月は私は実家に泊まってゴロゴロ過ごした。

帰ったら帰ったで、『結婚はどうするの?』『誰々ちゃんは二人目産んだ』とか、親にせかされて余計イライラが増したけど(苦笑)

全く結婚の話なんて出てないし。


もしかしたら、来年も私実家でゴロゴロしてんのかもな。…なんてな。

結婚してたら、後回しにされたって、どんと構えていられるのに。


先行き不安。

そもそも初めから若い凱くんには引け目を感じている。

私の方が5歳も年上。しかも30超えてるから。
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