彼は私の全てだった
私はシュウから預かった鍵が何処の鍵なのか必死に探した。
警察に届けるべきなんだろうけど
その中味を誰にも知られたくなかった。
でも1週間経ってもその鍵が何処の鍵なのか見当もつかなかった。
そして一ヶ月が過ぎた頃、私はシュウと思いもよらない形で再会することになる。
私は仕事帰りにいきなり羽交い締めにされて暗闇につれこまれた。
必死で抵抗したが
「ミチル…俺だよ。」
と囁くその声で私は身体の力が抜けた。
「シュウ?」
シュウは以前よりやつれて痩せていた。
「シュウ…何処にいたの?
ねぇ、何してるの?」
シュウは私を抱きしめて言った。
「ミチル…会いたかった。
もう会えないかと思った。」
私はずっとシュウを待っていたとシュウに会った瞬間そう思った。
「シュウ…お願い自首してよ。」
「ミチル…俺は罠に嵌ったんだ。
最初はクスリなんて知らなかったんだよ。」
シュウは主婦相手にドラッグを売って
支払うことが出来なくなった一部の主婦たちにカラダを売らせていた。
ターゲットは亡くなった時のシュウの母親と同じ年代の女性で
子供がいる主婦ばかりだった。
罠に嵌ったと言うにはあまりにターゲットが偏っていた。
それは母親への復讐のように思えた。
「彩未から鍵を受け取ったよな?」
私はチェーンに鍵を通し肌身離さずそれを身につけていた。
その鍵を首から外し、シュウに渡した。
「ミチル…一緒に逃げてよ。」
私は転落したシュウを放っておけなかった。
どんなシュウでも愛していた。
そして私は何も考えられずにシュウの手を取っていた。
警察に届けるべきなんだろうけど
その中味を誰にも知られたくなかった。
でも1週間経ってもその鍵が何処の鍵なのか見当もつかなかった。
そして一ヶ月が過ぎた頃、私はシュウと思いもよらない形で再会することになる。
私は仕事帰りにいきなり羽交い締めにされて暗闇につれこまれた。
必死で抵抗したが
「ミチル…俺だよ。」
と囁くその声で私は身体の力が抜けた。
「シュウ?」
シュウは以前よりやつれて痩せていた。
「シュウ…何処にいたの?
ねぇ、何してるの?」
シュウは私を抱きしめて言った。
「ミチル…会いたかった。
もう会えないかと思った。」
私はずっとシュウを待っていたとシュウに会った瞬間そう思った。
「シュウ…お願い自首してよ。」
「ミチル…俺は罠に嵌ったんだ。
最初はクスリなんて知らなかったんだよ。」
シュウは主婦相手にドラッグを売って
支払うことが出来なくなった一部の主婦たちにカラダを売らせていた。
ターゲットは亡くなった時のシュウの母親と同じ年代の女性で
子供がいる主婦ばかりだった。
罠に嵌ったと言うにはあまりにターゲットが偏っていた。
それは母親への復讐のように思えた。
「彩未から鍵を受け取ったよな?」
私はチェーンに鍵を通し肌身離さずそれを身につけていた。
その鍵を首から外し、シュウに渡した。
「ミチル…一緒に逃げてよ。」
私は転落したシュウを放っておけなかった。
どんなシュウでも愛していた。
そして私は何も考えられずにシュウの手を取っていた。