メールチェッカー 【1】
「バカいうな!してるわけないだろう!」
関口のそのセリフに、葉子はついに禁断の言葉を発していた。
「……あまりに怪しいから、あんたの携帯みたの。
ねえ、最近メモリに増えた『大橋萌香』って誰なの?」
ピクリ、と関口は眉をゆがませる。
葉子はその姿に気付いたのか、目をそらしたが興奮はまださめやらぬ状態だ。
「なあ、今なんて言った……?
オレの携帯……見たのか?」
唇を噛みしめる葉子。
自分が責められ始めたことに、正当化しようと必死に言葉をぶつけてきた。