木のなる実
私たちの少し手前までは
私の推しのだっちゃんが
スタンド側を向いていた。

だが、だっちゃんが
アリーナ側に行ってしまった。


Nissyは、スタンド側を向いており

高見は「Nissyーー!」

と必死に叫んでいる。



私的には、だっちゃんに。
という気持ちが強く強く思っていた。
ファンなら誰しもあるだろう。

黄色のタオルを
首ぐらいまで上げていると
メンバーのしゅーたと
目が合った。

間違えなく、しゅーたと目が合っていた。
目が会った瞬間は
あまりのかっこよさに
心が持っていかれそうになる。

しゅーたに、黄色のタオルを
フリフリすると
口パク?で
「わかったよ!」
と微笑むと
すぐ後ろのアリーナ側にいた
だっちゃんを呼んでくれた。

すると、しゅーたが
私の方を指差ししながら
だっちゃんに伝えていた。


だっちゃんと目が合い
私はルンルンになって
全力で、タオルをふりながら


奈留 「だっちゃーん!」

と叫ぶと
だっちゃんが
「ありがとう!」と口元が動き
笑顔で手を振ってくれた。
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