熟恋ージュクコイー
家に帰って、何もない寝るだけの部屋でぼーっとしながら、ただ今日の事を思い出していた。

幸せな時間だった。

会う前の嫉妬心が嘘のように晴れた。

回を重ねるうちに、かなり俺に気を許してくれるようになったと思う。

思い上がりなのか。

突き放しも、嫌がりもしないと、本当に俺も調子に乗る。

まだ数回しか会っていないのに、なぜこんなに惹きつけられるのだろう。

調子に乗りたくなるのだろう。

人生も半分を過ぎたのに、まだまだ知らない事は出てくるものだ。

彼女と一緒に笑い合っていたい、ただひたすら、一緒にいたい。

それを確信できた夜だった。

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