惚れ薬
他にはどんなアロマがあるんだろう。
興味を抱き、ラベンダーの小瓶を元の棚に戻して店内を見回した。
どれも可愛い瓶に入っていたり、オシャレなお香の形をしていたりする。
見ているだけで楽しくなる空間の中、1つだけ気になる小瓶を見つけた。
男性の親指ほどの小瓶の中にピンク色の液体が入れられているのだ。
それはレジカウンターの奥に置かれていて、お客さんからは見えにくくなっている。
「あのアロマは何ですか?」
あたしは小瓶を指さしてそう聞いた。
ピンク色の液体が電気の光で輝いてとても綺麗に見える。
小瓶も、このお店の中では一番凝っているものだ。
羽の生えた天使が弓矢を構えているイラストが掘られている。
「あぁ、あれか……」
興味を抱き、ラベンダーの小瓶を元の棚に戻して店内を見回した。
どれも可愛い瓶に入っていたり、オシャレなお香の形をしていたりする。
見ているだけで楽しくなる空間の中、1つだけ気になる小瓶を見つけた。
男性の親指ほどの小瓶の中にピンク色の液体が入れられているのだ。
それはレジカウンターの奥に置かれていて、お客さんからは見えにくくなっている。
「あのアロマは何ですか?」
あたしは小瓶を指さしてそう聞いた。
ピンク色の液体が電気の光で輝いてとても綺麗に見える。
小瓶も、このお店の中では一番凝っているものだ。
羽の生えた天使が弓矢を構えているイラストが掘られている。
「あぁ、あれか……」