お見合い結婚した夫が最近おかしい件
目を開けると、天井が見える。何度か見たけど、自分の部屋のものとは少し違う天井。高嶺さんの部屋のものだ。
どうやら寝てしまっていたみたい。そういえば、高嶺さんに髪の毛を乾かしてもらってたんだった。私、あのまま寝落ちしちゃったんだ。
横を見ると、テーブルスタンドの灯りで本を読んでいた高嶺さんが私が起きたのに気付いた。私は、夕食の終わりから一連の流れを思い出して、いたたまれなくなった。
絶対そういう流れだったのに寝てしまった。いたたまれない。
気まずい思いをしながら時計を見るともうすぐ日付が変わろうとしていた。さすがに今からはないな。
「目が覚めましたか?」
「すいません。寝てしまったみたいで・・・もう遅いので自分の部屋に戻りますね。」
「・・・このままここで寝るという選択肢はないのですか?」
「そんな気を使っていただかなくて大丈夫ですよ。」
「え?」
「え??」
お互いに『どういうこと?』という空気が流れる。
「高嶺さんって、同じベットで他の人がいると熟睡できないタイプですよね?」
「え?」
「あれ?確か、付き合い始めの時に、そんなこと言ってませんでしたっけ?」
「俺が言ったんですか?」
「はい。確か、一人暮らしが長いから、一人の時間がある方が落ち着くって言ってたと思うんですけど・・・」
「千里さんはそれを聞いて、俺は寝るときに人がいると熟睡できないタイプだと思ったということですか?」
「・・・はい。」
高嶺さんは『何ということだ・・・』という顔をした。声には出していないけど、そんな顔だった。
そして、そのまま固まってしまった。
あれ?私何か間違えました?
どうやら寝てしまっていたみたい。そういえば、高嶺さんに髪の毛を乾かしてもらってたんだった。私、あのまま寝落ちしちゃったんだ。
横を見ると、テーブルスタンドの灯りで本を読んでいた高嶺さんが私が起きたのに気付いた。私は、夕食の終わりから一連の流れを思い出して、いたたまれなくなった。
絶対そういう流れだったのに寝てしまった。いたたまれない。
気まずい思いをしながら時計を見るともうすぐ日付が変わろうとしていた。さすがに今からはないな。
「目が覚めましたか?」
「すいません。寝てしまったみたいで・・・もう遅いので自分の部屋に戻りますね。」
「・・・このままここで寝るという選択肢はないのですか?」
「そんな気を使っていただかなくて大丈夫ですよ。」
「え?」
「え??」
お互いに『どういうこと?』という空気が流れる。
「高嶺さんって、同じベットで他の人がいると熟睡できないタイプですよね?」
「え?」
「あれ?確か、付き合い始めの時に、そんなこと言ってませんでしたっけ?」
「俺が言ったんですか?」
「はい。確か、一人暮らしが長いから、一人の時間がある方が落ち着くって言ってたと思うんですけど・・・」
「千里さんはそれを聞いて、俺は寝るときに人がいると熟睡できないタイプだと思ったということですか?」
「・・・はい。」
高嶺さんは『何ということだ・・・』という顔をした。声には出していないけど、そんな顔だった。
そして、そのまま固まってしまった。
あれ?私何か間違えました?