iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「おはよう……」

一緒に住むと決めてまだ三日目だから変な感じ。
全然慣れない。

「莉緒、おはようのキスは?」

「……私は約束した記憶は無いから」

私がそう言ったのに、神島仁がキッチンに来て強引に唇にキスをした。

「莉緒は俺の彼女だから、いつキスしたって自由だろ?」

「……」

唇を離した神島仁に文句を言おうとしたが、先に反論出来ないことを言われてしまい私は口を噤んだ。

「あ、そうだ。食後にコーヒー飲む?」

「あるのか?」

「うん、昨日買ったから」

私はいつも朝は眠気覚ましに飲んでいるので昨日買っておいた。
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