iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「私は足りない……もっと、して……」


それだけじゃ、足りないくらい貴方が欲しい。


私がそう切望すると仁は柔らかく微笑んだ。


そしてそこからは、キスの嵐。


「莉緒」

「仁」


真っ暗な玄関では、お互いの息遣いと名前を呼び合う声とキスの音しか聞こえない。


「莉緒、好きだよ」


その言葉に胸の奥がきゅんと疼いた。

体がさらに火照り、熱くなる。

キスをする度、仁の手が動く度、体の奥からゾクゾクッと何かが込み上げてくる。

この感覚、オフィスでキスされた時からずっと感じる。
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