iNG 現在進行形の恋【濃縮版】
「麻耶!?」
「叶内さん!」

飛び出した叶内さんを私は一番に追い掛ける。
私が叶内さんの後ろを一番に追い掛けているのは、私がたまたま扉から一番近くに居たから。
その後ろを坂本君と神島仁もきっと追い掛けてきている。
足音がいくつも聞こえるから。

でも振り返る余裕も無い。
とりあえず彼女を止めないと。
だって走ってコケたりしたら危ない。

お腹に赤ちゃんが居るのに。

オフィスを通ると皆が何事だと言うように私達を見た気がした。
いくつもの視線を感じたから。
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