変わる想いを貴方に捧げる

···ドイツの方


会社について
ああ、どうしょうかな
受付を通す?
蒼真さんに連絡する?
と、悩んでいると

受付カウンターで
ドイツ語が聞こえた。

受付の人も簡単なドイツ語は
返していたが話が噛み合っていないようだ。

悠真を連れて
受付に行き
『どうされましたか』
と、ドイツ語でお客様に訪ねると
受付の女性もお客様も
顔をあげ、振り向いた。

お客様は、ドイツのホテルの
従業員の人だった。
『あっ、あなたは?』
『オーナーの奥様!!」
『うふふっ、日本へはお仕事ですか?』
『はい、支配人に頼まれまして』
『そうですか、遠いところをようこそ。
本日は、主人に?』
『アポは、とっていません。
でも、行けばわかると言われました。
だが、この方はドイツ語が
あまり得意ではないようで。』
『ごめんなさいね。
わざわざいらしたのに
私も主人に用事がありますので
一緒にいきましょう。』
『はい、ありがとうございます。』
と、彼が言ったので
受付の人にその事を伝えようとしたら
「「莉音っ!・姉さん!」」
と、言われて振り向くと
悠真は、「パパだ!!」
と、和真さんの元へ
そんな悠真を
和真さんは抱き上げて
鈴音の元に
蒼真は、受付は替えないとダメか
と、思っていた。
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