変わる想いを貴方に捧げる

···横やりをいれて


和真は、鈴音の後ろにいる受付の女性を
ジロッと見ると
直ぐに鈴音に目を向けた。
「すまない。わざわざ。」
「あなたの言葉を使わせて頂くと
問題ない。ですよ。」
と、クスクス笑いながら言うと
回りから、ため息がもれた。

あまりにも綺麗な鈴音が
笑うから
綺麗な中に可愛いさが出て
例えようがない。

鈴音は、彼を忘れていた
と、思い
「和真さん、ドイツからお客様ですよ。」
と、言うと和真は
チラリと彼を見て
蒼真を見た。

蒼真は、直ぐに察して
五人は社長室フロワーへと上がった。

悠真は、喜んでキョロキョロしていた。

蒼真は、ドイツの彼と仕事の話を
別の部屋でしていた。

和真は、鈴音をソファーに
座らせてお腹に負担がないようにした。

そこで、鈴音は
「和真さん、受付の方も
ドイツ語は、話せていたのに
私が横やりをいれてごめんなさい。」
と、言うと
和真は
「はっ、わかった。
勉強できるシステムを作るから。
まったく、お前は。」
「ありがとうございます。」
頬にチュッとすると悠真が
「あっ、僕も・僕も!」
と、言うから
鈴音は、微笑みながら
悠真のおでこにキスをした。

それから、
「和真さん、これを忘れていました。」
と、紙袋を渡した。
和真は、
「ありがとう。」
と、受け取り
「ネクタイ位、買えば良かったのに
わざわざ、鈴音を呼びつけるなんて」
と、蒼真に怒っていたから
「悠真がとても喜んでいますから
私も和真さんの働く場所を見たかったから。」
と、言うと
「そうか、いつでも来たら良い。」
と、私に甘い和真さん。
「くすっ、はい。
それでは帰りますね。」
と、言うと
悠真は、残念がっていたが
和真に
「ママを頼んだぞ。」
と、言われて
嬉しそうにしていた。

和真の会社に鈴音が来たのは、
付き合っているときから入れても
二回目だ。

ほとんど来ることはない。
鈴音は、和真の邪魔を決して
したくない。
それに素敵過ぎる旦那様が
いろんな女性に見られるのに
抵抗がある自分が嫌だった。

そんな鈴音を和真は
  わかっているのであろう。
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