妖怪師匠と優雅な時間
奥まったところに日本人形が見えた
「師匠…あれ」
師匠は驚いた顔をした
「さすが稲荷さん
僕が今まで見つけられなかったものを
見つけるのが上手です」
「どういう意味です?それ」
「いやね、妖怪に対して
物体を使用するときは
それ相応の歴史や感情のこもったものを
使わないとうまく作用しないんです」
そう言って師匠は店主に日本人形を見せてもらうように頼んだ
「わたしが見つけられたのはなんで?」
細く美しい指で日本人形の髪を撫でる
「稲荷さんには凄い方が
憑いていらっしゃるのですよ
だからわかりやすいんだと思います」
「…はあ
そうだ、それで
いったいどんな事情があって
幸運の象徴を追い出そうだなんて
依頼して来たのですか」
「師匠…あれ」
師匠は驚いた顔をした
「さすが稲荷さん
僕が今まで見つけられなかったものを
見つけるのが上手です」
「どういう意味です?それ」
「いやね、妖怪に対して
物体を使用するときは
それ相応の歴史や感情のこもったものを
使わないとうまく作用しないんです」
そう言って師匠は店主に日本人形を見せてもらうように頼んだ
「わたしが見つけられたのはなんで?」
細く美しい指で日本人形の髪を撫でる
「稲荷さんには凄い方が
憑いていらっしゃるのですよ
だからわかりやすいんだと思います」
「…はあ
そうだ、それで
いったいどんな事情があって
幸運の象徴を追い出そうだなんて
依頼して来たのですか」