あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
「ふぅ…。」


ベッドに寝転がっていると、こんこん、とドアをノックする音がした。


「はーい?」

「芽依ちゃん、俺。入っても大丈夫?」

「あ、うん。」


ドアのほうをみると、少し心配そうな顔をした芳樹くんが

そっと中に入ってきた。
< 179 / 594 >

この作品をシェア

pagetop