あっちじゃなくて、俺のほう向いて。
こんなことになるんなら初めから話しとけばよかったね、なんて芳樹が言うから

私は思わず首を横に振った。


「す、すぐに話せるようなことじゃないってちゃんとわかってるから、そんなこと言わないでよ。」

「……芽依にはほんと敵わないな。」

「とにかく、ちゃんと説明するのは落ち着いてからでいいから。…病院、もどろ?」

「…そうだね。」


私達は荷物を置いてすぐに

電車に乗って病院に戻った。
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