冷たい君の不器用な仮面



あれから1ヶ月。











カランカラン








「こんにちはー!」









私はカウンターの向こうでグラスを綺麗に磨いているマスターに、声をかける。










そして、いつものカウンター席にちょこんと座った。









「いらっしゃい、涼那ちゃん。」








マスターはそんな私を見て、優しい笑みを浮かべた。
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