私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)

翌日、朝食が終わると、一斉に自由行動が宣言されて、思い思いにホテルを出ていく生徒たち。

ほんな生徒を見送りながら、ホテルのロビーの隅で壁に背を預けていた。

季龍さんから連絡はなし。ついでに姿もなし。

そのせいか、いかにも1番に飛び出していきそうな女子たちが談笑を偽って季龍さんの姿を血眼で探しているようだった。

…もしかして季龍さんホテルの裏からもう外に出てるのかな?

外でてもいいのかな?幸いにも昨日の人が声かけてくるどころか、姿も見えないし…。

もう一度周りを確認して、外に向かった。

ホテルのロビーを出るなり、熱気に包まれて思わず顔をしかめる。

どこ行こうかな?涼しいところがいいなぁ。

そう思って歩き出そうとしたけど、不意打ちで目の前に立たれて、慌てて足を止める。

…昨日の人、だった。
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