医者恋シリーズ 俺様ドクターのとろける独占愛
それから、病院の最寄駅周辺をなんとなく歩いて時間を過ごした。
私たちの勤める病院は、駅から徒歩十分ほどの場所にある。
開発が進む賑やかな駅前を少しいったところには有名な大きな国営公園があり、うちの病院はそのすぐ近隣に位置する。
病棟からは公園が眺められるのもあり、入院患者さんからはなかなか好評だと耳にする。
確かに、窓から望める景色は緑豊かで、私自身も日々癒されている。
お昼前に約束したのもあり、気付けばいつもランチをするくらいの時間に差し掛かっていた。
天笠先生の目的も達成されたようだし、そろそろ解散?なんて思いながら、聞けずにそわそわする。
「まだ時間って大丈夫?」
「えっ、あ、はいっ」
そんなタイミングで、ちょうどこれからのことを聞かれ、考えもなしに即答する。
天笠先生は「そう、なら良かった」と私を見下ろし微笑んだ。