セカンド・ファミリー(新バージョン)
『あんたは、父親に似てきたわ。
どーせ。あんたもあの父親に似て
浮気とかするんでしょ!?
いいえ。するに決まっているわ。
あんたの血には、おぞましいアイツの血が
流れているのよ。最低』
『あんたを産んでもくその役にも立たない。
産めば、私のところに
来てくれるって……思ったのに。
こんな人生になったのも全てあんたの父親と
あんたのせいよ』
『あんたを殺して私も死んでやる!!』
何度も何度もそう言って俺を罵倒した。
叩かれたり……首を絞められそうにもなった。
しかし、ある日。
酔って道路に飛び出してしまい車にひかれて死んだ。
自殺ではないかとも言われた。
だとしても当時まだ5歳だった俺を残して
死ぬだろうか?
1人に残して……。
俺は、仕方がなく
あの男の引き取られることになった。
しかし、それは……生き地獄そのものだった。
引き取ってくれたが、家族に歓迎されなかった。
それもそうだろう。
俺は、愛人の子だ。