学校一の人気者に告白されました
「どっちの方が好きとかどーでもいいけどねー」
冗談っぽく言うから、クスッと笑ってしまった。
「くっつきすぎだろ。やんなるな~。なにコソコソ話してるんだよ」
陽向くんの友達が冷やかすけど、言うほどの内容じゃないからなんとも言えない。
黙っていると、続けて陽向くんが囁く。
「これから、もっともっと…俺に夢中にさせる」
ドキッ。
そしてあたしから離れるとポンと膝を叩いた。
「やっと機嫌なおったな」
そうだった…ムッとしたことすっかり忘れちゃった。
ニヤけてるかもしれない顔を引き締める。
そうだよ…これは聞いておかないと。
「あの女の子たち…」
フェンスの向こうを指さす。
「ん?あぁ、誰か目当てのやつがいるんだろ?」
誰かって…まさか気づいてない?
冗談っぽく言うから、クスッと笑ってしまった。
「くっつきすぎだろ。やんなるな~。なにコソコソ話してるんだよ」
陽向くんの友達が冷やかすけど、言うほどの内容じゃないからなんとも言えない。
黙っていると、続けて陽向くんが囁く。
「これから、もっともっと…俺に夢中にさせる」
ドキッ。
そしてあたしから離れるとポンと膝を叩いた。
「やっと機嫌なおったな」
そうだった…ムッとしたことすっかり忘れちゃった。
ニヤけてるかもしれない顔を引き締める。
そうだよ…これは聞いておかないと。
「あの女の子たち…」
フェンスの向こうを指さす。
「ん?あぁ、誰か目当てのやつがいるんだろ?」
誰かって…まさか気づいてない?