俺の嫁になれ~一途な御曹司の強すぎる独占愛~
謎めいた言葉を呟き、彼は私に口付ける。
『狼』って何って聞きたかったけど、聞き返せなかった。
彼の唇から伝わる温もりに、胸がジーンとしてくる。
こんなに愛されてる。
ずっと思っていれば思いは通じる。
「……直人、好き」
ハニカミながら伝えれば、彼は笑顔で返す。
「俺も。来年の正月も、その次の年の正月も、これからは俺がいるからもう寂しくないよ」
前に私が正月はひとりで過ごすと言ったことを覚えていたのだろう。
彼の優しさに涙腺が崩壊しそうだった。
目が涙でボヤける。
「うん」
幸せを噛み締めながら返事をすると、彼の方を向いて、その胸に抱きついた。
The end.
『狼』って何って聞きたかったけど、聞き返せなかった。
彼の唇から伝わる温もりに、胸がジーンとしてくる。
こんなに愛されてる。
ずっと思っていれば思いは通じる。
「……直人、好き」
ハニカミながら伝えれば、彼は笑顔で返す。
「俺も。来年の正月も、その次の年の正月も、これからは俺がいるからもう寂しくないよ」
前に私が正月はひとりで過ごすと言ったことを覚えていたのだろう。
彼の優しさに涙腺が崩壊しそうだった。
目が涙でボヤける。
「うん」
幸せを噛み締めながら返事をすると、彼の方を向いて、その胸に抱きついた。
The end.


