副社長と恋のような恋を
「酒井麻衣さん、あなたがウェディングドレスを着たとき、その隣に立っているのは俺がいい。俺は自分が思っている以上に君のことが好きなんだ。自分の中にこんなに大きな愛情があるなんて知らなかった。これからの人生、川島明人と歩いていってください」

「よろしくお願いします」

 私がそう言うと、副社長は目を見開いて驚いた顔をした。そして、少し力の抜けたような笑顔になった。

「麻衣、ありがとう」

「私、明人さんに恋のような恋をしていたんです。これからは恋のような愛を明人さんにあげたいんです」

「俺も麻衣に恋のような愛をあげるよ。愛してます。俺の花嫁さん」

 終わりと始まりはいつも背中合わせのペアだ。終わったなら始めればいい。あなたがいる明日を作ればいい。
< 192 / 192 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:72

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ブーケ・リハーサル

総文字数/30,050

恋愛(オフィスラブ)58ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ブーケが一番取りやすい場所は一番前。 だから、ブーケを取りたいなら一番前に行かなくちゃいけない。 それは恋と一緒。欲しければ誰よりも前へ行け。 不誠実な男と別れた。 そのせいで眠るのが下手になり、恋が面倒になった。 転職した先で出会ったのは 誠実な副社長だった。 『選ばれしハイグレードな極上男子から愛されまくりの オフィスラブ中・短編コンテスト』入選 エントリー:2017/8/31 公開:2017/9/14
メシトモ!

総文字数/105,955

恋愛(オフィスラブ)235ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━ 寒い雪の日。空からヴェールが降ってきた。 その持ち主は極上のイケメンだった。 ━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━ 恋愛は面倒だ。 気楽な友達で充分。 そんな私が恋したのは 優しくて、真面目で、大事なものを失った 『メシトモ』でした。 ━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━ 美味しいご飯と恋は比例する!? ━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━ Start*2015/7/9 End*2016/11/9
雨音の周波数

総文字数/47,255

恋愛(純愛)79ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
初じめて付き合った彼と消えるように別れた その彼から自分が担当するラジオ番組に感想のメールが届く 少しずつ揺れ始める昔の恋 ━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━  公開 *20160507 加筆修正*20190129 ━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━ 2016/07/12 Berry's Cafe編集部 「今週のオススメ」掲載

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop