溺愛とはなんでしょう?


「なにその友達、、、。嫉妬しちゃうじゃん」


日華くんは弱々しく言い放つと、、ギュッと抱きしめて離してくれない。


もしかして、友達が取られちゃう的な感情かな???確かに、、、。日華くん、いつも忙しそうで友達いなさそうだし。

私もギュッと抱きしめ返すと、
少しだけ日華くんの腕が動く。

「日華くんには、ずっとずっと感謝してるよ!これからも変わらない」

そう言葉にして返すと日華くんは、ゆっくりと私から離れていく。


「これからも、変わらないか、、、。」

そう言葉を繰り返した日華くんは、少し悲しそうにも見えた。


なにか悩んでることでも、あるのかな、、、



< 193 / 244 >

この作品をシェア

pagetop