絶対に守るから。
不思議だ。お嬢さんの口から引け腰の言葉が聞けるなんて思っても見なかった。俺が勝手に強いと思っていただけでお嬢さんも普通の女の子なのかもしれない。今までが大人びいていすぎただけか。
「・・・よし。舞踏会開こ!」
「国王、許してくれるの?」
・・・はい?
ちょっと待て。今の状態でどうして舞踏会なんて思うんだ。疑われているハウラムはどうする。舞踏会を開いて警備にハウラムを回せば評判がどうのと叱られるのはお嬢さんだろう。それにカーレイジの言う通り、今許可を出すほど国王もバカじゃないはず。
犯人がどこでどう動こうとしているのか分からない今、下手に動いてお嬢さんが殺されでもしたらどうするんだ。人で満たされる会場で絶対に守りきる腕があっても自信は無いぞ。
「・・・よし。舞踏会開こ!」
「国王、許してくれるの?」
・・・はい?
ちょっと待て。今の状態でどうして舞踏会なんて思うんだ。疑われているハウラムはどうする。舞踏会を開いて警備にハウラムを回せば評判がどうのと叱られるのはお嬢さんだろう。それにカーレイジの言う通り、今許可を出すほど国王もバカじゃないはず。
犯人がどこでどう動こうとしているのか分からない今、下手に動いてお嬢さんが殺されでもしたらどうするんだ。人で満たされる会場で絶対に守りきる腕があっても自信は無いぞ。