絶対に守るから。
兄弟であるウィルに嫉妬しても仕方無いか。俺が今、考えるべきなのは村の人たちがちゃんと祝うためだけに来てくれるのかという事。彼女たちを詮索するため、彼女たちに嫌みを言うため。関係ない事を言うために祝う事も忘れて来るのではないか。

「ねぇ、ウィル。村の人たちのお迎えはウィルも付いていってよ?」

「えっ?」

「お年寄りや幼い子供たちもいるから、村から歩いてもらう訳にはいかないでしょ?」

彼女のウィルも迎えに行ってほしいという言葉に思わず驚き、ウィルと同時に聞き返してしまった。てっきり俺だけが村に下りて連れてくるのだとばかり思っていたから。
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