絶対に守るから。
同僚だからでは説明できない何かが私の中で彼を嫌えなくさせている。彼なら姫様を幸せにしてくれると確信を持っている私がいる。なぜ、どうしてと自問自答を繰り返しても納得の行く答えは見当たらないのになぜか私は彼を嫌いになれない。
「ゾーラはハルが好き?」
「嫌いではないが好きでもないな。ただ、信じられる男だとは思うぞ?」
信じられる男ねぇ。まぁ、確かにハウラムの言葉はちゃんとした理由がない時であってもなぜか説得力がある。俺の勘だと言って兵士を動かした事もあったらしいけれど、結局その勘が当たって国が守られてきたわけだし。でも、勘が冴えているというのとは少し違う気がするわ。勘だと言っていても何か別な所をいつも見ていて、それを説明できないから勘と言っているだけ。たぶん、それの正体がハウラムを嫌いになれない理由だと思うの。
「ゾーラはハルが好き?」
「嫌いではないが好きでもないな。ただ、信じられる男だとは思うぞ?」
信じられる男ねぇ。まぁ、確かにハウラムの言葉はちゃんとした理由がない時であってもなぜか説得力がある。俺の勘だと言って兵士を動かした事もあったらしいけれど、結局その勘が当たって国が守られてきたわけだし。でも、勘が冴えているというのとは少し違う気がするわ。勘だと言っていても何か別な所をいつも見ていて、それを説明できないから勘と言っているだけ。たぶん、それの正体がハウラムを嫌いになれない理由だと思うの。