WDの永遠の約束
陽翔:紗羅さん、もう少し静かな所で話そう。辛いなら俺が聞くよ。行こう。


紗羅:うん、陽翔さん。


-陽翔に話を聞いてもらい、抱えていた辛さから涙が溢れていた…。涙が止まるまで陽翔はそばにいてくれて、優しく包んでくれた。ようやく落ちついた時には夕方になっていた…。拓也は帰る間際の拓也担当看護士と話していたが、明日からの紗羅と暮らしたらと考えていた。


陽翔:ここなら静かだしいいかな、紗羅さん話していいよ。


紗羅:拓也には言わないで、心配するから。


陽翔:話しません、それに二人で話したなんて言えないですよ。


紗羅:そうね、陽翔さん。拓也といた数日は大丈夫だったけど、入院して一人で寝るようになったら何度も夢の中でも子分達が無理矢理してくるの。代わる代わるされたから夢でも同じなの(涙)。拓也には話したくないからそれで気分転換したらいいかなと陽翔さん誘ったのよ。


陽翔:やっぱりそんな気がしたよ、忘れたいなら俺でいいならば抱かれてみる?。避妊はきちんとするから。


紗羅:忘れたい、陽翔さんなら大丈夫なはずだから。私もピル飲まないとだね、あれからは持って歩いてるのよ。


陽翔:わかった、紗羅さん。
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