Deal×Love
もしかしたら私が今、泣きそうだったことに気付いたのかもしれない。

私のために言ってくれたのかもしれない。


「ありがとう……じゃあ、お願いする……」

アリサにここまで言われてしまったし、頼ることにした。


だって今ですら、辛い。
出す時は絶対に今より、辛い。

自分でしなきゃいけないことだけれど、誰かにやってもらった方が精神的に助かるから。

それと、今後のことも考えなければならないし。


「アリサ、これからの話をさせて?」

「うん?」

「桜も居るから二ヶ月だけお世話になっても良いかな?とりあえず生活費を作らなきゃいけないから」

私が考えていたことを伝えると驚いた顔を作るアリサ。
アリサの表情はすぐに変わって、徐々に眉間に皺が刻まれていく。
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