Deal×Love
「確かにそうだね。そうするよ」

それに海さんは堪えもせずに笑顔で返した。
顔から火が出ているのは私だけのようだ。

「じゃあ部屋を案内します、って言っても部屋は隣ですけどね」

「分かったよ」

海さんが返事を返す。
どうやらこの部屋を出て行くようだ。

「じゃあ今度こそ椿、おやすみ」

それを確認したアリサが私に言う。

「ありがとう、おやすみ」

挨拶を返すと、アリサは踵を返して扉の方に向かって行く。

「おやすみ、椿」

隣の海さんが私に言った。

「おやすみなさい、海さん」

海さんに挨拶を返すと、海さんは私の頬に軽く触れてからスルリと私から離れていった。

さっきまでドキドキしすぎるから離れて欲しかったのに、離れたら急に寂しくなって。

ワケが分からない、私の思考回路。

どうしたんだろーーーーえ。
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