大江戸ロミオ&ジュリエット

最後に、多聞と隣に並んで、まったく同じものを食すことができた。

いつか、初めての夫を思い出すとき、きっと姿を見せるのはこの場面だ。

そう思うと、志鶴は滅法界(めっぽうかい)もなく、


……しあわせであった。

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