※「触るな」って言ってるのに、彼には伝わらないようです。
昼休憩後もなんとか無事に仕事を終えた私は、先に着いてるという夢を探してた。
「紅ー!こっちだよ!」
少し離れた場所から大きく手を振っている夢に小さく手を振り返した。
「おつかれー!やーっと明日休みだよ!」
ちっとも疲れて無さそうな顔で私に笑いかける。
「お疲れ様。私の場合、マジで疲れたわ。」
「きゃはっ。本当に死にそうな顔してる。うけるー。」
「ちょっとは心配してくれてもいいのよ?」
「心配してるよー!かわいそー。」
「はいはい。で、とりあえずどこ行こうか?」
「うーん。とりあえずお腹も空いてるから居酒屋入ろうよ!何食べたい?」
「夢の好きなものでいいわよ。」
「はーい。じゃ、適当に良さげなとこ入るわ!」
適当にぶらぶらして、そこそこ混んでる肉バルに決めた私達は生ビールで乾杯をした。
「ねー。てかもー、聞いてよ元彼がさぁ。」
「まだあんた繋がってんの?」
「だって紅みたいにバサッといけないもんあたしー!」
「で、どの元彼よ。」
「なんかその言い方誤解されない?」
「事実でしょーよ。」