独占欲強めな社長と政略結婚したら、トキメキ多めで困ってます
私の憧れのワードが次々出てきて胸が高鳴りっぱなし。逆境にも負けない二人のことを応援したい気持ちでいっぱいになる。
「本当は郊外ですればいいんでしょうけど、どうしてもValerieのドレスが着たくて……。会場とセットで全て申し込めるこちらに来たんです」
「そうだったのですね、ありがとうございます」
「お金なら準備できています。挙式をあげられたらそれで満足なんです。お願いします」
私が一人立ちして初めてのお客さん。しかもValerieのドレスを希望されている。
運よく私はValerieから来ている者だし、私にしかできない接客があるはず。
どれだけ時間がなくても、彼女の望みを叶えてあげたい。
「すみません、立ってもらえますか?」
「え?」
不思議そうにしているお客さんは、私に言われた通り立ち上がってくれた。彼女のスタイルを見て、隣に並んでみる。