朱莉さんの不可解な一週間
化粧が面倒だからしないあたしには一葉の考えが分かんないけど、一葉にはあたしの考えの方が分かんないらしく、「お肌のお手入れは大切だよ!」って、しょっちゅう力説する。
そんな一葉は、中学の時から化粧をしてるらしい。
「そりゃ気になるっての! 25で処女だよ!? いつ捨てるんだって話じゃん!?」
あたしを放って進められるあたしの話は。
「くるみちゃんは朱莉ちゃんが心配なんだよね」
「そう! そうなの! あたし、朱莉が妖精になるんじゃないかって心配してんの!」
このふたりにかかると、バカな方向に進んでいく。
これを呆れて放置してた日には。
「でも朱莉ちゃんが妖精になったら、それはそれでいいと思うよ? とっても楽しそう」
そんな一葉は、中学の時から化粧をしてるらしい。
「そりゃ気になるっての! 25で処女だよ!? いつ捨てるんだって話じゃん!?」
あたしを放って進められるあたしの話は。
「くるみちゃんは朱莉ちゃんが心配なんだよね」
「そう! そうなの! あたし、朱莉が妖精になるんじゃないかって心配してんの!」
このふたりにかかると、バカな方向に進んでいく。
これを呆れて放置してた日には。
「でも朱莉ちゃんが妖精になったら、それはそれでいいと思うよ? とっても楽しそう」