地下室のフィアンセ ~秘密を愛しすぎた獣~
いままで聞いたことのないような男の怒鳴り声がした。
「何してるんだ!リサ!!!
この部屋に近づいたらだめだ!!!」
男は必死な形相で言った。
「ピエール?
ここ、なにかいるの?」
女は不安げに尋ねた。
「いや、リサ、君には関係はないよ。
さあ、それよりむこうで美味しいご飯を食べよう。
今日は君が好きなものばかり用意したんだ…」
男は半ば強引に女をつれてリビングにむかった。
なんなのよ、あれ……?
あの時の男の様子は明かにおかしかった。
男は部屋に何かを隠している。
それから女はその部屋のことが妙に気になった。