キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
「ベアトリーチェ様!」

「その王子は本当に何も知らない」

「無知の塊の様な男です!!」

「四六時中淫猥な事しか考えてないし」

「あわよくば的な、そんな奴なんです」

「それに彼はアリウムで無く人間です」

「アリウムの王である父に・・・」

「いやアリウム城の全てに対し」

「疑念を持ち」

「そして一人のある少女を求め」

「今こうしてここに居るのです!!」

「ほら!見て下さい!」

「今彼の目は、私に釘付けでしょう!」

「会員番号1129、なぜ君がここに?」

「しかもなぜミニスカバニーなんだ?」

「なんだよミニスカにウサギって」

「さっぱり訳が分からないぞ」

「ベアトリーチェ様は男心という物を」

「何も分かってらっしゃらないようで」

「これは様々な萌え要素を考慮した上」

「私が編み出した最高傑作です!!」

ベアトリーチェは会員番号1129に

視線が突き刺さっている

キネウムのズボンのチャックを開き

手を突っ込みました

「あ、ほんとだ、何この子」

「本当に人間なの?」
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