わたしと専務のナイショの話
いや……、場所の確認のつもりで言った特に意味のない呟きですよ、聞いてないでくださいよ、と赤くなりながら、
「あの、これ、社員全員が来るんですか?」
と訊いてみた。
「そんなわけないだろ。
ボウリング場に入り切らないし。
新入社員以外は、来たい奴だけだよ。
ちなみに役員は来ないぞ。
みんな緊張するから」
と祐人は言ってくる。
「ええっ?
役員は入れてあげないんですか?
可哀想じゃないですか。
おじさんたち、マイボール、マイシューズとか持ってそうなのに」
と言ったところで、のぞみは自分で、ぷっと吹き出してしまった。
役員がマイボール、マイシューズ、のところで、京平が、マイボール、マイシューズでボウリング場に立つ姿を思い浮かべてしまったからだ。
……持ってそうだ、マイボール。
「なに笑ってんだ」
と言う祐人にその話をすると、
「あの歳で持ってるか? マイボール」
と言ってくる。
「あの、これ、社員全員が来るんですか?」
と訊いてみた。
「そんなわけないだろ。
ボウリング場に入り切らないし。
新入社員以外は、来たい奴だけだよ。
ちなみに役員は来ないぞ。
みんな緊張するから」
と祐人は言ってくる。
「ええっ?
役員は入れてあげないんですか?
可哀想じゃないですか。
おじさんたち、マイボール、マイシューズとか持ってそうなのに」
と言ったところで、のぞみは自分で、ぷっと吹き出してしまった。
役員がマイボール、マイシューズ、のところで、京平が、マイボール、マイシューズでボウリング場に立つ姿を思い浮かべてしまったからだ。
……持ってそうだ、マイボール。
「なに笑ってんだ」
と言う祐人にその話をすると、
「あの歳で持ってるか? マイボール」
と言ってくる。