わたしと専務のナイショの話
「そうですねー。
うち、まだファンヒーター、朝とかつけてるんですけど。
子どもの頃、ファンヒーターって、ときどき、お礼を言うなあって思ってたんですよ。
サンキューって。
でも、大人になって、よく見たら、『E9』でした」
ファンヒーターにぶつかったりして、止まると、エラーコードが表示されるのだ。
だが、子どもののぞみは、何故か、それを『39』だと信じて疑わなかった。
そもそも、39であって、サンキューではなかったのだが。
子どもの頃、一度、そうだと思い込んだら、大人になっても、なかなか疑ってみないものだ。
結構、大きくなっても、サンキューだと信じていた。
そこで、のぞみが祐人の顔を見、
「御堂さんって、感情表現が豊かですよね」
と言うと、祐人は、
「初めて言われたが……」
と言う。
「目にこのボケがと書いてあります」
うち、まだファンヒーター、朝とかつけてるんですけど。
子どもの頃、ファンヒーターって、ときどき、お礼を言うなあって思ってたんですよ。
サンキューって。
でも、大人になって、よく見たら、『E9』でした」
ファンヒーターにぶつかったりして、止まると、エラーコードが表示されるのだ。
だが、子どもののぞみは、何故か、それを『39』だと信じて疑わなかった。
そもそも、39であって、サンキューではなかったのだが。
子どもの頃、一度、そうだと思い込んだら、大人になっても、なかなか疑ってみないものだ。
結構、大きくなっても、サンキューだと信じていた。
そこで、のぞみが祐人の顔を見、
「御堂さんって、感情表現が豊かですよね」
と言うと、祐人は、
「初めて言われたが……」
と言う。
「目にこのボケがと書いてあります」