もう一度、愛してくれないか

「お…お風呂に……入りたいっ」

トップスとその下のキャミソールをまくり上げ、ブラの胸の谷間にくちびるを這わせていたら、紗香が呻いた。

「そんなの……あとでいいっ」

おれは彼女の背中に回した指で、パチンとホックを外す。

「……や…やだっ……汗かいてるから……お風呂に入るっ」

紗香はそう言って、身をよじった。

「だったら……一緒に入るか?
……新婚のときみたいに……」

そう紗香の耳元でささやいたら、彼女のカラダがびくびくびくっと震えた。

「む…無理無理無理無理……っ!
あの頃と違って、お腹、ぷくっとしてるからっ‼︎」

……知ってるよ。

求肥の皮のようにまろやかな肌触りで、マシュマロのようにふにゅふにゅした触り心地なのも。

……バカだな。
そこが、気持ちいいんじゃねえか。

< 95 / 200 >

この作品をシェア

pagetop