御曹司の愛され若奥様~24時間甘やかされてます~
そう思うのに、キスされそうになった瞬間のことを思い出すと胸がドキドキと激しく脈打つ。
こんなの駄目。あんな軽い人にドキドキしたらいけない!
そう思いながら、服の上から左胸に手を充て、鼓動を抑えようとする。
その時、背にしていたドアの向こう側から、コンコンとノックの音が聞こえる。
一体誰ーーなんて考える必要もない。この家に今いるのは、私と大和田さんの二人だけなんだから。
「日和。今ちょっといい?」
……呑気な声。
さっきのことを謝ってくるのかと思いきや、そういう訳ではないのは声を聞いた瞬間にわかった。
「……何ですか」
一応、返事はしておく。ただし、低い声で、明らかに不機嫌さを出し、必要なことしか話さない。勿論、ドアは開けずに扉越しに会話する。
「一緒に買い物行かない?」
「……はい?」
声だけでなく発言も呑気。
この人、本当に何を考えているのだろう。もしくは何も考えていないのだろうか。
「あの様子からして、同棲なんて反対だったんだろ? だから荷物も持たずにここへ来たんだよな。いや、無理やり連れてこられたって言う方が正しいか。
でも、日和の荷物が今日届くかわからないし、必要な物があれば買いに行った方がいいと思うんだけど」
……ん? 確かにそうだな。
食器や歯ブラシくらいなら用意されていそうだけれど、下着の着替えや最低限の化粧品とかは欲しい。
それに、夕食用の食材も買いに行かなければいけないだろう。
こんなの駄目。あんな軽い人にドキドキしたらいけない!
そう思いながら、服の上から左胸に手を充て、鼓動を抑えようとする。
その時、背にしていたドアの向こう側から、コンコンとノックの音が聞こえる。
一体誰ーーなんて考える必要もない。この家に今いるのは、私と大和田さんの二人だけなんだから。
「日和。今ちょっといい?」
……呑気な声。
さっきのことを謝ってくるのかと思いきや、そういう訳ではないのは声を聞いた瞬間にわかった。
「……何ですか」
一応、返事はしておく。ただし、低い声で、明らかに不機嫌さを出し、必要なことしか話さない。勿論、ドアは開けずに扉越しに会話する。
「一緒に買い物行かない?」
「……はい?」
声だけでなく発言も呑気。
この人、本当に何を考えているのだろう。もしくは何も考えていないのだろうか。
「あの様子からして、同棲なんて反対だったんだろ? だから荷物も持たずにここへ来たんだよな。いや、無理やり連れてこられたって言う方が正しいか。
でも、日和の荷物が今日届くかわからないし、必要な物があれば買いに行った方がいいと思うんだけど」
……ん? 確かにそうだな。
食器や歯ブラシくらいなら用意されていそうだけれど、下着の着替えや最低限の化粧品とかは欲しい。
それに、夕食用の食材も買いに行かなければいけないだろう。