騎士団長のお気に召すまま
アメリアとシアンの間に元許嫁という秘密の関係があることも、アメリアが他の団員に迷惑をかけないよう団長室で働くことになったことも確かだ。
ほとんどエディの言うとおりなのだが、エディが想像していることとは根本的に違うだろうとアメリアは思った。エディは何か大きな誤解しているのだ。
「よもや敵国の諜報員じゃあるまいな?この国の転覆を謀っているのか?まさか、団長と結託して革命でも起こすつもりか!それでこの騎士団へ来たのだな!」
アメリアの直感を裏付けるようにエディが興奮したように責める。
アメリアは悩んだ。確かに今エディは誤解しているが、しかし全てを話すわけにもいかない。
どうするべきかと悩んでいると、エディがその腰に下げていた剣を抜いた。
そして光を反射するその鋭い刀の先をアメリアに向けた。
「疑わしきは切り捨て、ってな」
アメリアは息を飲んだ。目を見開きながらも「ここで切れば、大事になりますよ」と平静を装う。
するとエディは至極落ち着いて「構わぬ」と薄気味悪い笑みを浮かべた。
「お前が危険人物であろうがなかろうが、個人的には切り倒したい。お前ごときのせいで懲罰房送りになったのだからな!」
怒りがふつふつと沸いているようにエディは言う。一言一言を噛み締めるようで、どれだけの怒りや感情が込められているか、伝わって苦しいほどだった。
エディは柄を握る両手に力を込めながら高く上げる。刃先が反射して光った。
「懲罰房送りにならなければ、昇格できたのに、お前のせいで全部が水の泡だ。小娘ごときが、この私の邪魔をしやがって!切り捨ててくれるわ!」
強い殺意が籠もった声と共に剣が振り下ろされる。
アメリアが目を瞑ったとき、キン、と金属のぶつかる音が響いた。
ほとんどエディの言うとおりなのだが、エディが想像していることとは根本的に違うだろうとアメリアは思った。エディは何か大きな誤解しているのだ。
「よもや敵国の諜報員じゃあるまいな?この国の転覆を謀っているのか?まさか、団長と結託して革命でも起こすつもりか!それでこの騎士団へ来たのだな!」
アメリアの直感を裏付けるようにエディが興奮したように責める。
アメリアは悩んだ。確かに今エディは誤解しているが、しかし全てを話すわけにもいかない。
どうするべきかと悩んでいると、エディがその腰に下げていた剣を抜いた。
そして光を反射するその鋭い刀の先をアメリアに向けた。
「疑わしきは切り捨て、ってな」
アメリアは息を飲んだ。目を見開きながらも「ここで切れば、大事になりますよ」と平静を装う。
するとエディは至極落ち着いて「構わぬ」と薄気味悪い笑みを浮かべた。
「お前が危険人物であろうがなかろうが、個人的には切り倒したい。お前ごときのせいで懲罰房送りになったのだからな!」
怒りがふつふつと沸いているようにエディは言う。一言一言を噛み締めるようで、どれだけの怒りや感情が込められているか、伝わって苦しいほどだった。
エディは柄を握る両手に力を込めながら高く上げる。刃先が反射して光った。
「懲罰房送りにならなければ、昇格できたのに、お前のせいで全部が水の泡だ。小娘ごときが、この私の邪魔をしやがって!切り捨ててくれるわ!」
強い殺意が籠もった声と共に剣が振り下ろされる。
アメリアが目を瞑ったとき、キン、と金属のぶつかる音が響いた。