ダブル☆愛☆
「違う子だよ……」


「そうなの?じゃあなんで、愛美ちゃんとここにいるの?」


「偶然会って、花火大会を見てただけだよ」


「そう……」


大……。


どうしてそこまで私のこと否定するの?

私は大の彼女でしょ?

今日という日まで、ずっと愛し合ってきたじゃない。


やっとまなにも認めてもらえて喜んでくれたあの日。


大はどんな思いで、私の気持ちを打ち明けてくれたの?


『どんなことがあっても、俺がめぐを守る』


『まなの気持ちを無駄にしないように、幸せになろう』
< 163 / 246 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop