今日もたっくんに溺愛されちゃっています。




「ん?はい、あーん」



熱い視線に気付いたたっくんは、私の口元にオムライスを乗せたスプーンを運ぶ。


それがあまりにも自然で普通にパクッと食べてしまった。そして食べたあとハッとして恥ずかしくなっちゃう私。



「そんなにジーッと見ちゃうほど欲しかったなら言ってよ」

「え…?いや、私も同じもの食べてるし」

「じゃあなんでそんなに見つめるの?」

「かっこよすぎて…つい」



自分で言っときながら相当恥ずかしいけど…彼氏がこんなにかっこよかったらそりゃ見つめちゃうよ。




「俺も朱里が可愛すぎるからつい甘やかしたくなるんだよ。はい、もう一回あーん」

「うっ…もうその手には…」

「じゃあ今度は朱里のちょうだい?」

「へっ…?」

「あーん」



たっくんは当然のように口を開けて待っている。

ドキドキしながら私のスプーンにオムライスを乗せ、口元に運ぶと嬉しそうに笑いながら食べてくれた。

な、なんだか今日はいつもより甘々な気がするのは気のせい…?



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