今日もたっくんに溺愛されちゃっています。


ドキドキの2時間はあっという間に終了。

ホラー映画は俺の期待以上の成果だった。

だって映画中は朱里が俺にぴったり引っ付いて離れなかったから。

それどころか、叫びながらギューッて抱きついてくることもあったり。



朱里はホラー映画にドキドキ。

俺は朱里の行動にドキドキ。



そうだ。あとで禁止事項もう一つ追加しとこ。

“絶対に他の男とホラー映画は観ないこと!”ってね。



「こ、怖かったぁ…」

「幸せだったぁ…」

「えっ!?」



しまった、つい本音が漏れた。

気を取り直して、ここからが本題。



「朱里帰るんでしょ?」

「う゛っ…」




ああ、目潤ませちゃって可愛い。

もうちょっと意地悪しちゃお。




「あー眠い。じゃあ俺寝るからまた明日ね」

「あっ、待っ…」

「ん?」




モジモジしてるし……最高に可愛いっ!




「あの、ね?」

「うん。なに?」

「一緒に……寝よ?」




上目遣いにノックアウト。

俺、完全にやられた。




「一人で寝るの怖くて…ダメ?」

「ううん。全然ダメじゃない」




朱里、意地悪してごめんね。

あともう一つ謝るけど…


ちゃんと寝るって言ったけど俺、今日も寝れそうにないかも。


でも頑張って寝たふりするから…許してくれる?


◇◆◇◆◇◆

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