今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
「拓海、飲み物買いに行ってるよ」
「そうなんだ。あのね、聞いてもいい?」
「なになに?なーんでもどうぞ」
「3人はどういう繋がりで仲良しになったのかなーって」
学校も違うし、どんなキッカケで友達になったのか気になって投げ掛けた私の素朴な疑問にシュウくんとハルくんはまた顔を見合せ、今度は苦笑いを浮かべる。
「あー、言いにくいけど…な、ハル?」
「俺かよ!?まぁ、その、なんつーか…要するに拓海をボコボコにしてやろうとして絡んだのがキッカケ…だな」
「え?」
予想外の返しに驚く私を他所に今度は苦笑いを浮かべたままのシュウくんが口を開く。
「俺とハルは同中でさ。まぁ見た目通り悪いことばっかしてたわけだけど…中二のとき他校に女に騒がれて目立ってる奴がいる、って聞いてつい血が騒いじゃって…って感じ」
「悪い、完全に若気の至り」
そして、ハルくんは申し訳なさそうに私に両手を合わせた。
中二の頃…あんまりたっくんと関わってない時期だから全然知らなかった。
「でも拓海は喧嘩売られてんのにずっと笑っててさ。大抵の奴は俺らにビビるのに拓海は全然ビビんなかった」
「あれには逆に俺らがビビったな。2対1なのに全く怯まないしどんな心臓してんのかと思ったぜ」
「終いにはそんなのいいから友達になろうよって笑顔で言われて…なんかボコるの馬鹿らしくなったよな」
「そーそー」